国軍が空爆、子ども含む市民40人死亡 ミャンマー
Khit Thit Media
国軍と民主派勢力の戦闘が激化するミャンマー西部で8日、軍の戦闘機が空爆を行い、子どもを含む市民少なくとも40人が死亡しました。
ミャンマーの独立系メディアによりますと、軍の戦闘機が8日、西部ラカイン州の少数民族武装勢力「アラカン軍(AA)」が支配する地域を空爆しました。
この空爆で子どもを含む市民、少なくとも40人が死亡し、およそ50人がけがをしました。
また、およそ500棟の家屋が焼失したということです。
「アラカン軍」は2023年10月、軍に対して一斉に攻撃を開始した少数民族武装勢力の1つで、去年12月には軍の管区司令部を制圧するなど攻勢を強めています。
地上戦で劣勢に立たされている軍は無差別な空爆を繰り返していて、市民が犠牲となる事態が相次いでいます。
最終更新日:2025年1月9日 14:44