同僚の男性を殺害した疑い　18歳の男2人逮捕　高松市田村町の路上で6月発生の事件

　今年6月、高松市の路上で19歳の男性が血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。警察は1日、男性の同僚だった18歳の男2人を殺人の疑いで逮捕しました。

　逮捕されたのは、いずれも高松市の無職の18歳の男2人です。警察によりますと2人は共謀の上、今年6月13日夜、高松市田村町の路上で、当時の同僚だった解体作業員、髙井叶夢さん19歳の左胸を刃物で刺し殺害した疑いです。

　現場からは凶器に使ったとみられる、髙井さんの血が付いた切り出しナイフが見つかっていて、警察が死亡した経緯について調べを進めていました。その後、司法解剖の結果などから、当時、髙井さんと一緒に現場にいた男2人が殺害に関与した疑いが強まり、逮捕しました。

　調べに対し2人は「殺そうと思って刺していない」「殺す計画を立てたり話し合いをしていない」などと、いずれも容疑を否認しているということです。警察が当時の状況や動機などについて詳しく調べています。