効率的な初動捜査へ「通信指令技能」競技会 岡山県警察本部
事件や事故の際、警察の効率的な初動捜査に欠かせない通信指令技能を競う大会が、岡山県警察本部で行われました。
(通信指令)「警察官を名乗る者にキャッシュカードを渡してしまったかもしれない特殊詐欺容疑。現場臨場し事情聴取、報告とせよ。」
無線で指示を出す指令担当の警察官。岡山県警察本部で行われた通信指令の技能を競う大会には、県下4つの警察署から12人が出場しました。
大会の想定は、特殊詐欺の被害に遭ったという通報をもとに対処するものです。通報を受ける人、通報を警察官に伝える人、それに現場で対応する人の3人1組に分かれ、指示の適切さや速さなどを競いました。
(参加した警察官は)「現場警察官がいち早く事案を解決し、岡山県民の皆さんを守れる様に、日ごろから心がけて指令をしています。」
岡山県警は、この日の結果を参考に、9月に東京で開かれる全国大会の出場選手を決めるということです。