老人ホーム利用者の預り金 職員が着服 被害は2000万円超 津山市
津山市の養護老人ホームの男性職員が、利用者から預かった金を着服していた問題です。市は今日(12日)、被害額が2000万円を超えていることを明らかにしました。
津山市などによりますと、市内の養護老人ホーム「ときわ園」に勤めていた40代の男性職員は、2018年4月から今年7月にかけて、58人の入所者から預かった通帳や印鑑を使って現金を着服しました。
市は今日、被害額がおよそ2160万円に上ることを明らかにしました。職員は9月25日付けで懲戒解雇されましたが、先月(10月)までに全額を弁済したということです。
更に、退所した人の内8人も、同様の手口で200万円あまりの被害を受けていました。こちらも全額弁済されていますが、施設は他に被害者がいないかどうか、調査を進めています。
最終更新日:2024年11月12日 17:28