スプリンクラー事故で休館中の大ホール…2026年度中再開へ改修費を補正予算案に計上(静岡・裾野市)
2022年のスプリンクラーの事故により、使用できないままになっている「裾野市民文化センター大ホール」について、静岡・裾野市は2026年度中に再開する方針を示し、2023年度の補正予算案に、関連費用を計上しました。
(裾野市 村田 悠 市長)
「裾野市民文化センター大ホール改修に伴う、実施設計委託のための委託料1,437万1,000円を追加します」
この問題は、2022年9月、裾野市民文化センターでスプリンクラーが突然作動し「シンフォニエッタ静岡」の楽団員5人がケガをしたほか、楽器や楽譜などが水浸しとなったもので、現在も大ホールの使用が中止されています。
8日の会見で、裾野市の村田市長は「市民から再開を望む声が大きく、文化芸術の発展の場として今後もしっかりと利用できるよう予算付けをした」と述べました。
裾野市は「大ホール」を、2026年度中に再開したい考えで、再発防止策を含むスプリンクラーの一部改修や、水浸しになった照明や舞台の改修などの費用は、約3億5,000万円を見込んでいます。