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【懲戒】“バス通勤”届け出も実は家族が“自家用車”送迎など…通勤手当不正受給の県職員3人処分(静岡)

2025年3月4日 15:47
【懲戒】“バス通勤”届け出も実は家族が“自家用車”送迎など…通勤手当不正受給の県職員3人処分(静岡)

静岡県は、通勤手当を不正に受給していたとして、職員3人を減給や戒告の懲戒処分にしたと発表しました。

県によりますと、危機管理部に所属する会計年度任用職員の70代の男性は、2020年4月から2024年6月までの間、通勤届ではバスを利用すると届け出ながら、実際は自家用車で通勤し、通勤手当の差額24万3147円を不正に受給したということです。職員の通勤方法の変更手続きを巡る確認の際に、家族に自家用車で送迎してもらっていた事実が発覚し、県は減給10分の1・1か月の懲戒処分としました。

また、経済産業部所属で会計年度任用職員の70代の男性は、2021年4月から2024年9月までの間、通勤届では定期券を利用すると届け出ながら、高齢者割引制度を利用し、低料金で電車を利用し、通勤手当の差額45万704円を不正に受給していたとして、減給10分の1・1か月の懲戒処分に、このほか、危機管理部所属で会計年度任用職員の60代男性は、2020年8月から2024年10月までの間、通勤届ではバスを利用すると届け出ながら、実際は自家用車で通勤し、通勤手当の差額2万6798円を不正に受給したとして戒告処分を受けています。

最終更新日:2025年3月4日 15:49