【官民連携】自動運転実用化へ地元住民も参加し実証実験…高齢者利便性想定し新交通網構築目指す(静岡・袋井市)
2日、自動運転の実用化に向けて静岡県と袋井市が連携し、公道での実証実験を行いました。新たな利便性の高い、交通ネットワークの構築を目指すということです。
この実証実験は、自動運転の実用化に向け、県が民間企業と連携して行っているもので、今後、公共交通として実装できるよう、運転のプロではない地元住民が自動運転の補助を行いました。
自動運転車両は、車載レーダーが現在地を検知し走行。交差点や横断歩道では停車する仕組みになっていて、運転補助者が歩行者など周囲の安全を確認し、再度、発進させます。また、緊急時にはブレーキをかけることができます。
(運転補助を行った市民)
「車が自動で止まったり動いてくれる。周りのことをよく見てボタンを押すだけ」「だれでも運転できると思う」
今回の実証実験は、袋井駅から駅南地区へのルートで、高齢者の買い物や駅までの移動手段を想定しているということです。