【早春恒例】春を告げる大室山山焼き 580mの山頂まで約20分の炎のショー(静岡・伊東市)
伊豆に春の訪れを告げる「大室山山焼き」が、9日、伊東市で行われました。
この山焼きは、枯れたカヤを焼き払って山の自然を守る伝統行事で、観光地・伊豆に春を告げる人気イベントにもなっています。点火には80人の観光客が参加し、松明(たいまつ)で山裾から一斉に火を放つと、「ゴォー」という乾いた音をたてて炎が580メートルの山頂まで一気に駆け上がりました。
(見物客)
「すごく熱い。びっくりするくらい。こんなに熱いとは思わなかった。」
「来てよかった。こんなに迫力があるとは思わなかった。」
例年、積雪などの影響で延期になることが多かった山焼きですが、ことしは4年ぶりに予定通りに開催できました。およそ3万5千人の見物客が見守る中、およそ20分でひと山まるごと焼き尽くされました。
最終更新日:2025年2月9日 17:19