きょう4月1日から新年度です。県内の各企業で入社式が行われ、新社会人たちが新たな生活をスタートさせました。

このうち静岡市内で医療などを展開する医療法人社団「アールアンドオー」では、新卒29人を含む45人の新入社員が式に臨みました。

式の冒頭、鈴木延幸理事長は、「自分自身で考える力を身につけてほしい。患者のために尽くすことを念頭にいい職場にしましょう」と新入社員を激励しました。

この後、新入社員は一人づつ、今後の抱負を述べました。

（新入社員）
「患者一人一人とのコミュニケーションを大切にし、人として信頼される看護師になりたいと思います。」

新人の看護師や理学療法士らは、それぞれの医療現場で新たな一歩を踏み出します。

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一方、富士宮市のまかいの牧場では、きのう３月３１日、一足早く入社式が行われました。

こちらでは、新入社員に羊と一緒に”ひと皮むけて”もらおうと、羊の毛刈りが行われています。先輩社員がお手本を見せた後、6人の新入社員が、順番に慎重にハサミを入れました。

（新入社員　熊谷一華さん）
「すごく緊張したんですけど、先輩社員がサポートしてくれたおかげで、無事に毛を刈ることができました。この毛刈りの入社式を迎えて、これからひと皮むけて頑張っていきたいと思っています。」

ただ、３１日は例年に比べて気温が低かったからか、毛を刈られた羊はすこし寒そうでした。

新入社員たちは、研修を受けたあと、配属先が決まるということです。