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【富士登山】静岡側も「通行料」や「通行時間規制」などの導入を検討…先行する山梨側規制の一定効果を評価

2024年8月27日 18:20
【富士登山】静岡側も「通行料」や「通行時間規制」などの導入を検討…先行する山梨側規制の一定効果を評価

山梨県と異なるルールを運用している富士登山について、静岡県は、静岡側も2025年の登山シーズンから、通行料の徴収や通行時間の規制などの導入を検討していることが分かりました。

富士登山を巡っては、死亡事故の発生や「弾丸登山」が問題視されるなか、山梨側では、今シーズンから通行料の徴収や登山者数の制限を実施しました。一方、静岡側は任意の事前登録システムの活用や午後4時以降の入山自粛の要請など、強制力の無い運用にとどまっていました。

県によると、山梨側の規制に一定の効果があったと判断したことなどから、2025年の登山シーズンに向けて、通行料の徴収や通行時間の制限などの規制を検討しているということです。県は今後、条例制定に向けて国や地元自治体などと協議を進める方針です。