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伊豆市が“観光税”を導入へ 宿泊・日帰り客から徴収 

2025年2月24日 11:50
伊豆市が“観光税”を導入へ 宿泊・日帰り客から徴収 

伊豆市は、宿泊客や日帰り観光客から徴収するいわゆる“観光税”を2028年度の導入に向けて検討を進めています。

伊豆市では現在、温泉施設を維持管理するため「入湯税」を徴収していますが、年間1億1000万円の内、約半分の5000万円が本来の目的以外の観光協会の運営費に充てられていました。こうした“観光に係る財源不足”などを背景に市は、宿泊客や日帰り観光客から徴収する“観光税”の導入を目指しているということです。

現時点では「入湯税」をかさ上げすることや、「宿泊税」のようにホテルや旅館では料金に応じて数段階の税額を設定したり、また、日帰り観光客からは観光施設の駐車場の料金からの徴収などを想定しているということです。

市は2028年度の導入を目指し今後、観光関係者への説明や総務省などと協議を進めて行く方針です。

最終更新日:2025年2月24日 12:05