リニア新幹線の静岡工区をめぐり、静岡・鈴木知事が7月23日、大井川流域市町の首長と県内でのボーリング調査の実施などについて話し合う意見交換会を実施することが分かりました。

山梨県側で行われているボーリング調査をめぐっては、静岡県はこれまで、県内の地下水が流出する可能性があるとして、県境から300メートル以内の掘削を認めてきませんでしたが、鈴木知事は、6月18日、山梨県とJR東海の3者間で、ボーリング調査実施の合意を発表。また、県内のボーリング調査についても「大井川流域市町や利水関係者の了解を得るための手続きを進めていく」と述べ、前向きな姿勢を示していました。

こうした中、鈴木知事は7月23日、大井川流域の8市2町の首長との意見交換会を開き、県内でのボーリング調査の実施などについて話し合うということです。