「1日も早く説明を」北海道選出の自民党議員にも“裏金”疑惑 地元の町民も困惑
自民党・安倍派の政治資金パーティーを巡る問題です。
北海道内選出の議員にも、キックバックを受け収支報告書に記載していなかった疑惑が浮上していますが、その全容は明らかになっていません。
地元からは困惑の声があがっています。
(岡本記者)「師走に浮上した政治とカネを巡る問題では、道内選出の国会議員もキックバックを受けていたとみられています」
安倍派では、所属する議員の大半が収支報告書に記載せずにキックバックを受け取っていたとみられ、総額が直近5年間で5億円にのぼるとみられています。
橋本聖子元オリンピック・パラリンピック担当大臣側へのキックバックは1000万円を超えるとみられているほか、14日に内閣府副大臣を辞任した堀井学衆議院議員も、多額のキックバックを受け取った疑惑が浮上しています。
橋本元大臣の地元・安平町。
町民にも困惑が広がっています。
(安平町民)「ちょっとびっくりしました。聖子さんもかいって感じですけど」
(安平町民)「まさかお金のことでクローズアップされるとは思っていなかった。1日も早く説明した方がいいと思う」
この問題を巡っては、安倍派に所属する道内選出の複数の議員が、いまだに派閥から自身へのキックバックがあったかどうかを明らかにしていません。
東京地検特捜部は週明けにも関係先に家宅捜索に入る方針です。