新たな遊具も設置 大通公園を3つのエリアに…にぎわいや体験を演出 札幌市が再整備案
札幌市は大通公園の整備計画について、公園を3つのエリアに分けて再整備を進める案をまとめました。
市民の憩いの場はどう変わろうとしているのでしょうか?
札幌のシンボル・大通公園。
たくさんの人が思い思いに過ごす憩いの場で検討されているのがー
(長岡記者)「札幌市は大通公園を3つのエリアに分けて整備するという方針を示しました」
21日に、大通公園などのあり方を検討する有識者会議が開かれました。
そこで示されたのは、公園を3つのエリアに分け、それぞれのテーマに沿った再整備をするということです。
テレビ塔などもある西1丁目から5丁目は、公園の顔としてにぎわいをつくり出すエリアに。
周辺には商業施設が立ち並ぶため、市民だけでなく観光客にもアピールする交流の拠点とします。
西4丁目から9丁目は札幌ならではの体験ができるエリア。
イベントの開催が多いので、にぎわいを楽しみながらも新たな遊具などを設置して、市民が日常的に使えるエリアとしても充実を図ります。
大量のシャボン玉がでてくるタワーに、クッションが突然震えだすブロックもー
2023年11月にはユニークな遊具も設置される実験も実施されました。
西10丁目から12丁目は歴史と文化を伝えるエリアです。
花と緑で四季を感じながら楽しめる場所をつくるとしています。
札幌市民に大通公園への要望を聞いてみるとー
(利用者)「遊具は十分満足しているんですけど、小さい子向けのイベントがあるとうれしい」
(利用者)「音楽が好きなので、自由に演奏する人が増えればいいなって。ストリートピアノとかいっぱい置いてくれたらうれしい」
札幌市は検討会で専門家などから意見を募り、2024年度中に「大通公園の再整備」案を取りまとめたい考えです。