ピヴォ跡地・道銀ビル跡地…再開発次々札幌大通エリア“次のランドマーク”が徐々に見えてきた!
2023年5月に閉館した商業ビル「ピヴォ」の跡地に新たな商業ビルの建設が始まるなど北海道・札幌の大通地区では再開発が進んでいます。
一体どんなビルが完成するのでしょうか。
(山岡記者)「札幌の中心部にある去年5月に閉店したピヴォの跡地ですが、この場所に新たなビルが建設されることになります」
建設が始まるのは地上19階・地下2階建ての複合ビルです。
地下2階から地上2階に商業施設、3階から8階にオフィス、10階から18階に高級ホテルが入る計画です。
ビルが建つのは、札幌市中央区南2条西4丁目の商業施設ピヴォ跡地です。
流行を取り入れた衣料品を取り揃え、ファッションに敏感な若者を中心に支持された「ピヴォ」。
老朽化のため、2023年5月に惜しまれながら閉館しました。
7月10日起工式が行われた新たなビル。
地下街ポールタウンにも直結し、にぎわいづくりの拠点を目指します。
2027年1月に完成する予定です。
(ダイビル 丸山 卓 社長)「人に来ていただけるような、オフィスワーカーだけではなくて、そうじゃない人も気軽に寄ってもらえるところにしたい」
(山岡記者)「さらに大通公園に面するこちらの場所にも高層ビルの建設が予定されています」
中央区大通西4丁目の道銀ビルディング跡地に建設が予定されているのは、高さ185メートルの複合ビルです。
当初計画より2階高い地上36階・地下3階建てで、商業施設のほかオフィスやホテルが入る予定です。
2028年の完成を目指して、ことし秋にいまのビルの解体が始まります。
大通の周辺では、2023年狸小路のモユクサッポロや、地下鉄すすきの駅直結のココノススキノが開業。
老朽化したビルの建て替えが進んでいます。
札幌で進む再開発をまちの人は―
(札幌市民)「新しいランドマークみたいなのが建ってくれたらこの辺もまた活気が出るのかなと思います」
(札幌市民)「インバウンドが回復してきているなかで、ホテルとか商業施設が経済的ににぎわっていくのはいいこと」
まちづくりに大きな影響を及ぼす再開発。
新たなランドマークの誕生に期待が高まります。