多頭飼育崩壊が社会問題に…にゃん・にゃん・にゃん2月22日猫の日に考えてみる
2月22日「にゃんにゃんにゃん」にちなんだきょうは「ネコの日」です。
ネコの多頭飼育崩壊が社会問題となっていますが、札幌市内では保護ネコと新たな家族をつなぐ譲渡会が開かれています。
つぶらな瞳でこちらを見つめるネコ。
その可愛さに訪れた人たちは釘付けです。
実は、このネコたちは様々な理由で居場所を失った保護ネコです。
札幌市内では2月22日・ネコの日に合わせて譲渡会が開かれました。
(来場者)「なかなかこういう機会がないので初めて来ました」
(来場者)「1頭でも多く幸せに、優しい飼い主さんに引き取っていただけたら」
札幌市内の団体が保護ネコと新しい家族をつなぐ譲渡会に力を入れている理由とはー
(ツキネコ北海道 吉井美穂子代表)「野良ネコとかは減ってきたが、ネコの遺棄や多頭飼育崩壊が多い。たくさんの人が集まる場所なので、いろんな方に(問題や現状を)知ってもらいたい」
これはネコの保護活動をしている団体が撮影した「多頭飼育崩壊」の現場です。
ネコは繁殖力が高いため、飼い主の想定を超えて増え、世話をしきれなくなるケースが多く、道内では2020年ごろから保護されるネコの数が増えています。
不幸なネコを1匹でも減らすためにできる「保護ネコを飼う」という選択。
今回の譲渡会ではこれまで8匹のネコが新たな家族と出会いました。
保護ネコの譲渡会は23日午後4時まで開かれています。