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「カタコトの日本語話す男」に言われるがまま…“警告画面解除”で騙され被害440万円 北海道

2025年3月10日 22:33
「カタコトの日本語話す男」に言われるがまま…“警告画面解除”で騙され被害440万円 北海道
北海道・赤歌警察署

北海道・空知の赤歌警察署は2025年3月10日、空知総合振興局管内に住む男性(70代)が440万円をだまし取られる電子計算機使用詐欺事件が発生したと発表しました。

10日、男性がインターネットを閲覧中、突然アラーム音が鳴り、パソコンの画面上にウイルス除去のため「0101」から始まる電話番号に連絡するよう警告画面が表示されました。

電話をかけた男性は警告画面を解除するために、電話先の「片言の日本語を話す男」に言われるがままパソコンを操作。

アラーム音は鳴り止みましたが、男からサポート代金として1000円を請求されました。

男性はネットバンキングで1000円を支払おうとしたところ、突然画面が真っ暗になり、画面が復旧すると男が利用する口座に440万円が送金されていたということです。

警察はインターネット閲覧中に偽の警告画面が表示された場合は画面を直ちに閉じるか、パソコンの再起動を行うなどし、不審な点があれば警察相談専用電話「#9110」に連絡するよう呼びかけています。

最終更新日:2025年3月11日 5:11