鈴木北海道知事「貴重な税金で出張」 長谷川岳氏との面談で276回 出張のあり方を見直しへ
自民党・長谷川岳議員との面談のみを目的とした北海道職員の出張が、5年間で270回以上にのぼっていたことについて、鈴木知事は「ひとりに会うためだけに出張することは課題がある」と話し、対応を見直す意向を示しました。
道は28日、長谷川議員との面談のみを目的とした道職員の出張が、2019年からの5年間で276回、旅費は2000万円以上にのぼっていたと発表しました。
鈴木知事は「道側の課題でもある」として、出張のあり方を見直す意向を示しました。
(鈴木知事)「私も夕張市長として旅費もない中でいかにして目的を達成するか悩みながら仕事をしてきた経験もある。ひとりに会うためだけに公費で上京して対応するというのは課題があると思う。貴重な税金で出張させてもらっているので、その点は徹底をしなければならない」
また、23人もの幹部職員が長谷川議員の言動を威圧的だと受け止めたと回答したことをうけて、鈴木知事は29日、改めて長谷川議員と電話でやりとりしたということです。
道は今後、外部からのハラスメントに関するガイドラインを作成することにしています。