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【集団食中毒発生】弁当を食べた12人が下痢などの症状 ノロウイルス検出 興部町の食堂

2025年2月8日 15:42
【集団食中毒発生】弁当を食べた12人が下痢などの症状 ノロウイルス検出 興部町の食堂

紋別保健所と北海道保健福祉部健康安全局は、2025年2月2日、興部町の飲食店が提供した弁当を食べた12人が食中毒を発症したと発表しました。

弁当を提供したのは、興部町にある「味の賀寿当」です。

保健所によりますと、2月2日の昼ごろ、地元の住民26人が店を訪れ、提供された弁当を食べましたが、3日午前2時ごろから、下痢や腹痛、発熱などの症状を訴え、その後、ノロウイルスが検出されたということです。

症状を発症したのは男性7人(30代3人、60代3人、80代1人)と女性4人(20代1人、40代1人、60代1人、70代1人)、持ち帰った弁当を食べた家族(70代女性)の全部で12人で、このうち6人が病院を受診しましたが、現在は快方に向かっているということです。

この飲食店が2月2日に調理・提供した食事は、寿司、刺身、汁物、茶碗蒸し、もずく酢、弁当(焼き魚、てんぷら等)で、この団体を含めて156食を提供していました。

この飲食店は2月6日から営業自粛をしていて、紋別保健所は2月8日から9日までの2日間、営業停止命令を出しているということです。

最終更新日:2025年2月8日 17:37