点鼻薬容器に麻薬 イギリス国籍の男を逮捕「もらったもの」「記憶にない」 ニセコでスキー予定
北海道・千歳警察署は2月4日、麻薬及び向精神薬取締法違反と関税法違反の疑いで、イギリス国籍の男(45)を逮捕したと発表しました。
逮捕されたのは、イギリス国籍の自称・会社役員、ビベイク・グプタ容疑者(45)です。
グプタ容疑者は1月16日、韓国・仁川国際空港から新千歳空港に到着し入国する際、スーツケースなどにケタミン(約14.73グラム)を隠して密輸入しようとした疑いなどが持たれています。
函館税関千歳税関支署によりますと、グプタ容疑者は粉末状のケタミンをリュックサックに入れて、スーツケースに収納していました。
さらにズボンのポケットには、市販の点鼻薬の容器にケタミンを含む液状物を隠していたということです。
税関職員による入国検査で発見され、警察に逮捕されました。
グプタ容疑者はインドネシアから韓国経由で新千歳空港に到着し、ニセコでスキーをする予定だったということです。
グプタ容疑者は調べに対し、「もらったもの」「勝手に入っていた」「記憶にない」という趣旨の話をしていて、容疑を否認しています。
函館税関千歳税関支署は自分で使用する目的で所持していたとみています。