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長谷川岳議員が札幌市長にも“直電”謝罪 威圧的言動を反省 市長「かなりきつい表現される方」

2024年4月10日 16:05
長谷川岳議員が札幌市長にも“直電”謝罪 威圧的言動を反省 市長「かなりきつい表現される方」

自民党・長谷川岳参議院議員による自治体職員への「威圧的な言動」について、札幌市の秋元市長は長谷川議員から電話で謝罪を受けたことを明らかにしました。

(秋元札幌市長)「長谷川参議から直接電話があり、自分の言動に問題があり、反省しているという電話をいただいた」

秋元市長は会見で、2024年3月27日に長谷川岳議員から謝罪を受けたことを明らかにしました。

長谷川議員の言動によって札幌市の職員が委縮する場面があり、秋元市長もかねてから問題視していたといいます。

(秋元札幌市長)「かなりきつい表現をされる方ということは、私自身もその場にいたりとか電話対応する職員の状況を目の当たりにしているので、言い方などについて職員が委縮するので改めていただけないかと申し上げた。上司部下の関係ではないのでパワハラ等の調査をする考えはありません」

長谷川議員を巡ってはこれまでに、道の幹部職員に対しても「威圧的な言動」が明らかになっています。

さらに、前副知事を含む4人が長谷川議員への対応で、2023年度合わせて62回出張していたほか、国会で予算が成立した際に、道の計画推進課から「長谷川議員に対して部長職からお礼の連絡をするよう」求めるメールが各部局に一斉に送られていました。

道がこうした対応をとっていた国会議員は長谷川議員のみで、道議会でも野党側から指摘がありました。

(民主・道民連合 松山丈史道議)「特定の議員に対してお礼をすることが果たして本当に適切なのかも含めて対応していただきたい」

道は今後、長谷川議員に関するほかの職員の出張回数や旅費についても調査する方針です。

長谷川岳参議院議員をめぐる問題についてこれまでに分かっていることです。

・道職員への「威圧劇な言動」

・東京の長谷川議員のもとへ昨年度、前の副知事ら4人が合わせて62回出張していたこと

・国の予算成立時には部長職からお礼の連絡をするようメールが一斉に送られていたこと

背景にあるのは議員の威圧的な言動ですが、長谷川岳議員は初当選以来、表現方法が無自覚であった、心から反省していますと話しています。