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恐れていたインバウンドの悲劇…線路で写真撮影の中国籍観光客、列車にはねられ意識不明 北海道

2025年1月23日 15:54
恐れていたインバウンドの悲劇…線路で写真撮影の中国籍観光客、列車にはねられ意識不明 北海道

踏切近くで停車している列車。

警察官などが列車の前方部分を入念に調べています。

きょう(2025年1月23日)午前11時半ごろ、JR函館線朝里駅構内で、中国籍の60代女性が新千歳空港行きの快速エアポートにはねられる事故がありました。

女性は病院に運ばれましたが意識不明の重体です。

事故があったのは踏切からおよそ50メートル離れている線路上で、通常ならば立ち入りできない場所でした。

なぜ女性はこの場所にいたのでしょうか?

(山岡記者)「人が通る踏切は住宅や木で向こう側が見えない場所が続くが、事故現場からは綺麗に海が見えます」

警察によりますと、女性は観光で北海道を訪れていて、海の写真を撮るために夫と線路内に立ち入ったということです。

近くの住民によりますと、現場周辺は海外からの観光客が写真撮影のためによく訪れたということです。

(近隣住民)「アジアの人がたくさん来て、線路の脇を歩く人も多いし、踏切が鳴っていても真ん中で写真を撮ったり、電車!って言っても全然(動かない)」

警察は事故の状況などを詳しく調べています。

最終更新日:2025年1月23日 16:30