北海道美瑛町にある観光客に人気のシラカバ並木が、早ければ１月中にも伐採されることが分かりました。

観光客が密集し通行に支障が出る、オーバーツーリズムの問題などが理由だということです。

（吉岡記者）「観光名所になっているシラカバの木が近く、切られることが分かりました」

伐採が決まったのは、美瑛町の観光名所・セブンスターの木の近くにあるシラカバ並木です。

この場所では近年、写真を撮る観光客が車道をふさぎ、無断で畑に立ち入るなど住民の生活に悪影響を及ぼす「オーバーツーリズム」が問題となっています。

関係者などによりますと、観光客が密集し通行に支障が出ていることや、シラカバ並木が畑に日陰をつくり、農作物の減収につながっていることなどから、地元の農家らが町などと協議し、シラカバ並木の伐採を決めたことが分かりました。

シラカバ並木は早ければ１月中にも伐採されるということです。