８月に校舎内で大量のカビが発生し、教室などを使えない状態が続いていた北海道・根室高校が、今月１７日に校舎の使用を再開できる見通しであると発表しました。

根室高校では先月、校舎内に大量のカビが発生しているのが見つかり、生徒４人が体調不良を訴えるなどしたため、先月２８日から校舎を使えない状態が続いていました。

その後、専門業者による消毒や清掃、一部の壁や天井の張り替え工事、全生徒用の椅子をパイプ椅子に入れ替えるなどの作業を進め、９月１７日から校舎の使用再開を決めました。

学校医や保健所が状況の改善を確認したということです。

根室高校は今後、健康相談窓口を設置するほか、校内の換気や清掃も継続するということです。