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雪下ろし中の事故も 高齢女性が重体 北海道北部で大荒れ あすもJR一部路線で運転見合わせ 

2025年1月9日 18:28
雪下ろし中の事故も 高齢女性が重体 北海道北部で大荒れ あすもJR一部路線で運転見合わせ 

朝から猛吹雪となった日本海側の苫前町。

視界は「ホワイトアウト」状態で、車のライトが見えにくくなっています。

北海道内は発達した低気圧の影響で、日本海側を中心に大荒れとなっています。

(林記者)「道北の幌加内町に来ています。積もった雪は私の背丈の高さを超えています」

幌加内町の積雪は162センチに。

マチの中心部では信号機が雪で隠れたり、屋根から雪がはり出したり危険な状態です。

稚内市では朝から市民が雪かきに追われていました。

(稚内市民)「重たいんです。吹きだまったので固いので大変です」

(稚内市民)「きょうは朝5時半から。朝起きるのいやだもん」

JR北海道は名寄―稚内間で終日運転を見合わせていて、10日も始発から午後1時ごろまで運転を見合わせるということです。

8日から猛吹雪に見舞われた日本海側の留萌市。

歩道と車道の境が見えないほど雪が吹きだまっていました。

留萌市などで運行する「沿岸バス」は、路線バスと都市間バスを終日運休すると発表しています。

除雪中の事故も起きています。

旭川市忠和4条3丁目の住宅で午前10時ごろ、87歳の女性が倒れているのが見つかりました。

女性は背骨を折るなどして重体です。

警察によりますと、女性は屋根の上で除雪中に転落したとみられるということです。

道北では10日朝にかけて最大瞬間風速35メートルの猛吹雪となる見込みで、交通障害などに警戒してください。

最終更新日:2025年1月9日 18:28