水揚げ量は大幅に減る見込み 去年の猛暑の影響 特産のコンブ漁始まる 北海道浦河町
初夏の風物詩・日高のコンブ漁が、北海道浦河町で27日から始まりました。
ことしは去年の猛暑により、コンブの水揚げ量が大幅に減る見込みだということです。
27日から浦河町の浜では日高のコンブ漁が解禁され、午前4時になると一斉にコンブの引き揚げが始まりました。
ことしのコンブは質はいいものの、漁師からは不安の声が聞かれました。
(漁師)「去年の高水温の影響でコンブが(海底から)抜けてしまっている。あと何日漁ができるかわからないが頑張っていきたい」
日高中央漁協によりますと、ことしは去年の猛暑による海水温の上昇がコンブの育成不良につながっているとみられ、水揚げ量が大幅に減る見込みだということです。