世界自然遺産にも春の足音 通行止めの「知床横断道路」で除雪作業 4月下旬の開通目指す
道東に春の足音が聞こえ始めています。
通行止めとなっていた「知床横断道路」の開通に向けて、除雪作業が順調に進んでいます。
雪煙をあげながら勢いよく雪をはね飛ばすロータリー除雪車。
春への第一歩を歩み始めているのは、道東の羅臼町と斜里町の23.8キロを結ぶ「知床横断道路」です。
世界自然遺産の「知床半島」を横断する国道の「知床横断道路」は、去年11月上旬から積雪のため通行止めとなっていました。
開発局によりますと、ことしは例年と比べて雪はやや少ないということです。
(開発局 堀田暢夫所長)「いまの進捗状況は60%程度、開通に向けて準備が進んでいます。ゴールデンウイーク、皆様のお越しをお待ちしておりますので、我々道路管理者も協力できるように精一杯がんばりたい」
3月中旬から始まった除雪作業は順調に進んでおり、開発局は観光シーズンが始まる大型連休前・4月下旬の開通を目指しています。