JR根室線の富良野―新得間がきょう運行最終日を迎えました。沿線の駅には、別れを惜しむ地元住民や鉄道ファンが駆けつけています。

映画「鉄道員」の舞台になった南富良野町の幾寅駅です。

入場券などの記念グッズが販売されているほか、全国から駆け付けた鉄道ファンに地元住民がコーヒーを無料配布しています。

（大阪からの男性鉄道ファン）「やっぱり残してほしいですね。復活してほしかったですね」

（横浜からの女性鉄道ファン）「列車が通ってるのを見ると本当にいい風景だなと思うので最後まで残ってほしかったなと思います」

JR根室線の富良野―新得間は利用者の減少によりきょうの運行をもって廃止となり、あすからはバス輸送に転換されます。

沿線の駅では、このあとお別れセレモニーが予定されています。