「北方墓参を一日でも早く復活してほしい」元島民らが船の上から先祖を供養する洋上慰霊はじまる
ロシアによるウクライナ侵攻の影響で北方墓参の見通しが立たない中、元島民らが船の上から先祖を供養する洋上慰霊がはじまりました。
根室港には洋上慰霊に参加しようと元島民やその家族などが集まりました。
初日となったきのうは国後島の付近で慰霊式が行われ黙とうが捧げられました。
(参加者)「北方墓参と自由訪問を一日でも早く復活してほしい」
( 国後島2世)「本当は上陸したいがこの情勢で しょうがないので」
洋上慰霊は日ロ関係の悪化によって北方墓参を含む交流事業の見通しが立たない影響でおととしから実施されています。
洋上慰霊は来月21日まで7回実施され、およそ350人が参加する予定です。