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三条市の本成寺で伝統の「鬼踊り」 泣きながら鬼退治 健康と安全を祈願 《新潟》

2025年2月3日 19:30
三条市の本成寺で伝統の「鬼踊り」 泣きながら鬼退治 健康と安全を祈願 《新潟》

会場に響いたのは子どもたちの泣き声。悪い鬼を退治できたのでしょうか?

冬晴れとなった2月2日。三条市にある本成寺で行われたのは、伝統行事「鬼踊り」です。室町時代、寺の僧兵と農民が盗賊を追い払ったという故事にならい、毎年、節分の日に行われています。ものづくりのまち三条にふさわしく、斧や金棒を持った鬼が暴れまわります。

鬼のあまりの迫力に怯える子どもたち。赤は「怒り」、黒は「疑い」など鬼の色は人間の煩悩を表していて、抱き上げられると健康に育つと言われていますが。怖い鬼に思わず号泣。

それでも…最後には豆を投げて何とか鬼を退治しました。

Q)鬼どうだった?
「こわかった」

〈父親〉
「健康で明るい子に育ってほしいです。楽しい1年になるといいかなと思います」

〈母親〉
「鬼が好きなので鬼の格好で来ました。すくすく元気に育ってくれれば いいなと思います」

〈訪れた人〉
「元気になりそうでとってもよかったです。これから家で手巻き寿司でも食べようかなと思います」

訪れた人たちはことし1年の家族の幸せや健康を願っていました。

最終更新日:2025年2月3日 19:30