新潟を代表する冬の祭典「十日町雪まつり」。ことしは雪に恵まれ趣向を凝らした雪像が街を彩り雪上レースがにぎやかに行われました。

街中に並ぶ趣向を凝らした雪像の数々…ことしで76回目を迎えた「十日町雪まつり」です。雪に覆われるこの時期に明るい話題を届けようと始まった祭りでことしも多くの人でにぎわいました。

こちらは干支のヘビにちなみ大蛇をモチーフとした高さ約8メートルの大作です。去年は雪不足によりまつりの規模を縮小しましたがことしは十分な雪に恵まれました。

〈雪像の制作者〉
「雪像づくりに関してはすごく良いコンデションでどのチームもできたのかなと思います」

〈横浜からきた家族〉
「前にも見に来たことがあって子どもにも見せられてよかった」


雪が積もった広場に何やらカラフルな一行が…恐竜の着ぐるみ姿で雪上を走る「ティラノサウルスレース」です。さらに息の合ったダンスも披露。子どもたちは一緒に体を動かし、盛んにカメラが向けられていました。

いよいよ20メートルを駆け抜けるレースが始まりました。勢いよくスタート！しかし雪に足をとられて転ぶ恐竜も。白熱したレースが繰り広げられ会場を盛り上げました。

〈参加者〉
「初めてだけど勝ちたいと思って練習したのですごくうれしいです。大股で走ると転ぶと思ったので小股で“てててて”と走りました」

雪国ならではのイベントに笑顔があふれていました。