鎌倉時代初期の集落か 建物や井戸など見つかる 上越市・二反割遺跡で公開 《新潟》
上越市の遺跡で鎌倉時代初期のものとみられる建物や井戸などが見つかりました。
上越市の二反割遺跡は2010年に鎌倉時代初期の集落が見つかり、ことし7月から3回目の発掘調査が行われています。今回、新たに住居や井戸などの跡が見つかり、集落は建物25棟、井戸15基で構成されていることがわかりました。
当時の皿やクシなども発掘され、今後、細かい年代などを調べるということです。
〈県埋蔵文化財調査事業団 荒川 隆史 調査課長〉
「貴族社会から武家社会に移り変わっていく、最初のころの遺跡がこの二反割遺跡」
10月5日には、一般向けの現地説明会が開かれる予定です。