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車検切れの給水車を5日間109キロ運行 車両の整備事業者からの指摘で発覚 上越市 《新潟》

2024年10月2日 17:05
車検切れの給水車を5日間109キロ運行 車両の整備事業者からの指摘で発覚 上越市 《新潟》

上越市は2日、緊急時の給水などで出動する給水車を車検の有効期限が過ぎた状態で運行していたことが判明したと発表しました。

上越市によりますと車検切れの運行が判明したのは、市が管理している給水車(4トン)1台です。緊急時の給水や、断水工事などで出動する特殊車両です。

この給水車の車検の有効期限はことし9月3日まででしたが、車検の満了日が過ぎているにもかかわらず、9月20日~30日までの間に5回出動し、5日間で109キロ走行していました。

9月30日に断水工事の対応のため走行していた際に、途中で故障し走行できなくなったことから、自動車整備事業者へ連絡し修理のため入庫。その後、修理に要する日数を確認するため市が電話で確認したところ、車検切れの事実を告げられ判明したということです。

9月20日~30日の間に運転にあたった運転手は4人いましたが、車検満了日が過ぎている事実はいずれも知らなかったということです。

市は、車検が切れた状態で運行していたことから上越警察署に届け出ました。
給水車の車検有効期限の満了日、運行管理表に記載されている満了日を見落としていたとして、再発防止策として車両管理票、運行管理票の確認を徹底するとしています。

上越市では緊急時の給水車としてこの車両を含め2台を管理しているということです。