胎内市で作業小屋から玄米150キログラムが盗まれる被害がありました。

被害があったのは胎内市の50代男性が所有する作業小屋です。2月16日から19日までの間に、小屋の中に設置された保冷庫から玄米30キログラム入りの米袋5袋（時価合計約5万円相当）が盗まれました。

警察によりますと19日に被害にあった男性から、「倉庫においていた米袋が盗まれた」と警察に110番通報がありました。

男性は19日の午後3時半頃、作業小屋に入った際、床に米粒がぽろぽろと落ちているのを発見、不審に思い、保冷庫を見たところ、米袋5袋がなくなっているのに気が付いたということです。16日に作業小屋で作業した際には、米袋が15～16袋あったのを確認していたということです。

盗まれた玄米は令和6年産の玄米で、自宅で消費するために保管していたということです。

作業小屋は木造2階建てで、出入り口が観音開きになっていて棒をひっかけて施錠するタイプの小屋だったということです。保冷庫は鍵がかけられていましたが、近くに鍵を置いていたため、置いていた鍵を使って保冷庫の鍵が開けられたとみられています。

警察が窃盗事件として捜査しています。警察は玄米や農作物を保管する際は、施錠設備のある倉庫などに保管し、必ずカギをかける、センサーライトや防犯カメラを設置すること、見慣れない人や車を目撃したら、警察へ通報するよう呼び掛けています。