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猛暑から新潟のコメを守る会議 イネの生育状況の調査回数を増やす呼びかけも 《新潟》

2024年7月11日 19:33
猛暑から新潟のコメを守る会議 イネの生育状況の調査回数を増やす呼びかけも 《新潟》

これから本格化する夏の暑さから新潟のコメを守るための対策会議が開かれました。県は農家に対してイネの生育状況の調査回数を増やすよう呼びかけていくことなどを確認しました。

7月11日、新潟市で開かれたのは「新潟米生産対策会議」です。

気象庁やJAの職員、暑さに強いコメの研究をおこなう新潟大学の山崎将紀教授などが集まり、これから本格化する夏の暑さから新潟のコメを守るための対策が話し合われました。

こちらは去年、新潟県で収穫されたコメの一等米比率の割合です。

おととしや平年に比べて、大幅に下がるという結果になりました。

ことしも厳しい暑さが予想される中おこなわれた11日の会議。

県は、農家が行うイネの生育状況の調査を通常2回のところ、3回に…そして、必要に応じて、肥料を与える回数も増やしてほしいとしています。

〈新潟県経営普及課 樋口泰浩さん〉
「これからイネの生育にとって非常に大事な時期になる。暑さを乗り越えられるようなイネに育てていって、なんとか品質を回復させたい」

猛暑からコメを守るために…

県は、今後も農家と連携を取りながらコメの品質維持に努めたいとしています。