野生のオオタカから鳥インフル陽性反応 現時点で周辺の養鶏場で異常なし 高病原性かの判定には1週間程度かかる見込み 《新潟》
10月21日、長岡市でケガをした野生のオオタカが見つかり、鳥インフルエンザの簡易検査で陽性反応が確認されました。高病原性かどうかの判定には1週間程度かかるということです。
県によりますと21日、長岡市で「弱っているオオタカがいる」と関係機関に連絡があり、簡易検査の結果、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されました。
簡易検査で陽性反応が出たのは県内では今年度初めてです。
環境省は強い感染性を示す高病原性かどうかを調べていて、結果の判明まで1週間程度かかるということです。
〈県環境対策課 鈴木邦英課長〉
「特に過度に恐れる必要はないと思うんですけど、大量に鳥が死んでいることなどがあれば市町村や県の地域機関にお話をしていただければ」
発見場所から半径10キロメートル以内にある2つの養鶏場ではこれまでに異常は確認されていません。
県はすべての養鶏場に対して防疫対策を徹底するよう呼びかけています。