藤井貴彦キャスターが佐渡に 世界遺産登録を目指す“佐渡島の金山”のいまを伝える 《新潟》
日本テレビの「news every.」藤井貴彦キャスターが29日、東京のスタジオを飛び出し、佐渡市から中継を行いました。
“佐渡島の金山”の世界遺産登録を目指す佐渡市。
藤井キャスターは29日、道遊の割戸など佐渡金山に関連する場所を巡りました。
新潟市から高速船で約1時間の佐渡市は、人口約5万人の島です。
藤井キャスター、到着直後から、精力的に取材を進め、佐渡金山では、金の延べ棒の取り出しにもチャレンジ!
実は、テレビ新潟の須山司アナウンサーと高校の同級生という藤井キャスター。
金の延べ棒取り出しは失敗に終わったものの、佐渡を様々な観点から取材し、佐渡金山の「道遊の割戸」から、坑道の内部まで・・・いまの佐渡を中継で全国に伝えました。
江戸幕府の財政を支えてきた「佐渡島の金山」。
政府はことし1月、世界文化遺産への登録を目指しユネスコに推薦書を提出しました。
「佐渡島の金山」は17世紀における世界最大の金の生産地・・・。19世紀半ばまで手作業で採掘が行われていました。
当時の技術を伝える遺跡は普遍的な価値があるとされています。順調に進めば来年の世界遺産委員会で、登録の可否が判断されます。
世界遺産の登録を目指し、活気を見せる佐渡。
市内の観光施設や宿泊施設では国の補助金を活用し、リニューアルが進められています。
一方で、近年は人手不足などから多くの観光客を受け入れられるのかといった懸念も…。
様々な課題はありますが、豊かな自然や伝統文化を体感できる世界遺産のある佐渡島を目指した前向きな取り組みが進められています。