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【衆院選】有権者の声に耳を傾ける シリーズ「一票の先に」① 子育て世代の率直な声 物価高で増す経済負担 《新潟》

2024年10月17日 19:38
【衆院選】有権者の声に耳を傾ける シリーズ「一票の先に」① 子育て世代の率直な声 物価高で増す経済負担 《新潟》

有権者の声に耳を傾けるシリーズ「一票の先に」。今回のテーマは「子育て」についてです。
幼い子どもを持つ母親たちは1票にどんな気持ちや願いを託すのでしょうか。

無邪気に遊ぶ幼い子ども……その様子をそばで見守る母親。

新潟市中央区にある子育て支援施設です。17日も多くの親子連れが訪れていました。
経験豊かな保育士が母親たちの育児に寄り添います。

〈母親〉
「先生たちにいろいろ困っていることとか相談できることがいいなと思っています」

子育てに奮闘する母親たちにいま困っていることを聞きました。

〈子どもが1歳 母親〉
「初めての育児なのでこういうことで(お金が)かかるんだなとか初めて知ることが多くて意外とやっぱりかかってきますね」

〈子どもが2歳と3か月 母親〉
「上の子すっごい食べるので食パンの消費もすごいし「パン高い」みたいな。数か月前までもうちょっと安かったのにとか日々思っています」

〈子どもが1歳 母親〉
「いまいろいろ物の値段が高いので食費だとか子どもがちっちゃいのでおむつ代がかかったりだとかいろいろ値上がりしているのが気になる」

聞こえてきたのは子育てにかかる「経済的な負担」です。

去年1年間に生まれた子どもは約73万人。8年連続で減少していて過去最少を更新しました。

子育てにかかる「経済的な負担」。物価高のあおり受けて子育て世代の負担感はさらに増しています。

今回の衆議院選挙。
各党は児童手当の拡充や教育、医療費の無償化などを政策に掲げています。

〈母親〉
「給食費とかも無償化になったりしたらいいなっていうのと学費の面でも補助がもっといろいろ出るといいなって。公約を実際に実現してくれる候補者に投票したいなという気持ちはあります」

〈子どもが2歳と3か月 母親〉
「現役世代って負担がすごいって言われているじゃないですか。それを子どもたちに残しちゃうの申し訳ないなってちょっとでもマシになればいいなというつもりで投票に行くつもりでいます」

誰もが安心して子どもが産める社会に…母親たちの思いは一票に託されます。