アルビレックス新潟 強豪鹿島に“あと一歩” 今季復帰の矢村がJ1初ゴールも 初勝利はホーム開幕戦へ持ち越し《新潟》
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明治安田J1リーグ・アルビレックス新潟は26日、アウェーで鹿島アントラーズと対戦しました。FW矢村がJ1初ゴールを決めましたが初勝利はお預けとなりました。
開幕戦から3試合連続アウェーでの戦い。今季チームに復帰した矢村が初の先発出場です。
試合は前半10分、相手のクロスを跳ね返しますが、ボレーシュートを決められ先制を許します。新潟のチャンスは前半16分、矢村のシュートは合いませんが奥村が拾って最後は長谷川。相手ゴールに迫ります。すると前半44分、コーナーキックのチャンス。矢村のヘッド!味方に当たるが、今度は左足!去年J2・16得点の矢村が押し込んでJ1初ゴール。1対1の同点に追いついて試合を折り返します。
後半も矢村が見せます。堀米が駆け上がってクロスに飛び込んだ!一瞬のスピードで相手ディフェンスの背後を狙う自身の持ち味を披露します。後半13分には宮本から矢村…トラップ、追い越していく奥村、しかし自らシュート!惜しくもキーパー正面。追加点を奪うことができません。すると後半33分、相手のコーナーキックから痛恨の失点。再び1点を追いかけることになります。
新潟は試合終了間際、稲村から谷口が受けて思いを託してダニーロゴメス。決定的なシーンでしたがジャストミートできず1対2で試合終了。開幕からのアウェー3連戦は1分け2敗となり、初勝利はホーム開幕戦へ持ち越しとなりました。
〈アルビレックス新潟 矢村健選手〉
「1発目はヘディングで打ったけどそれがもう1度入って来て押し込む形になりました。やっとホームで(試合が)できるというところ。ゴールを常に狙って勝ち点3をしっかりつかみ取れればいい」
〈アルビレックス新潟 樹森大介監督〉
「ここ最近の試合はテンポアップしてしまったシーンが多かったので、自分たちのリズムを多く作ろうとこのゲームは意図的にやったので、そこを出せたところを磨きをかけてゴールのアタックのところを修正していきたい。次ホームなので絶対そこは落とせないと思っているのでいい準備をしていきたい」
次はサポーターが待ちわびるホーム開幕戦。3月2日に初勝利をかけてセレッソ大阪と対戦します。