二階堂美術館 30周年特別展 名品51点が並び初公開の作品も 大分
大分県日出町の二階堂美術館では、2日から開館30周年を記念した特別展が始まりました。
二階堂美術館は1994年に日出町に開館した日本画専門の美術館です。
◆TOS刀祢優月記者
「こちら二階堂美術館では開館30周年を記念した特別展がきょうから開かれています。二階堂美術館を代表する名品51点が並んでいます」
美術館には明治から昭和の日本画1100点以上が収蔵されて、今回の特別展では14点が初公開となりました。
そのうちの1つがこちら、日本画家・横山大観の作品「霊峰不二」です。
雲海には金箔をすりつぶして粉状にした「金泥」が使われており、富士山の神々しい姿が表現されています。
◆二階堂美術館学芸部長・古賀道夫さん
「今回は二階堂美術館の宝物の作品を展示していて、これが大分県内にあって身近に見られるのは大変貴重。ぜひお越しいただきたい」
この特別展は一部の作品を入れ替えながら12月8日まで行われています。