官製談合事件、大分市長が謝罪「第三者による調査を行う」市議選後、初の定例会開催
大分市議会議員選挙の後、初めてとなる市議会の定例会が10日開会しました。
この中で、足立市長は市の職員が逮捕されるなどした官製談合事件について謝罪し、「第三者による調査を行う」と報告しました。
大分市議会の第1回定例会は10日午前10時に開会し、2月の市議選の後、初めてとなる本会議に当選した44人の議員が臨みました。定例会ではまず、新しい議長と副議長を決める選挙が行われ、投票の結果、議長に自民党の田島寛信議員が副議長に公明党の国宗浩議員がそれぞれ選出されました。
このあと、2266憶5000万円の2025年度の一般会計当初予算案など65の議案が一括提案され、足立市長が提案理由を説明しました。この冒頭、足立市長は市の職員あわせて5人が逮捕や書類送検された官製談合事件について謝罪。市としても検証のため、「弁護士などの第三者による調査を行う」と報告しました。
定例会の会期は3月27日までの18日間です。