大分市の官製談合事件 別の部署の職員も書類送検へ

大分市のごみ収集業務の入札を巡る官製談合事件で、警察は、逮捕した職員とは別の部署の職員も事件に関与していたとして書類送検する方針を固めたことがわかりました。
この事件は官製談合防止法違反などの疑いで大分市役所の元環境部長池永浩二容疑者など市の職員3人と、大分市にあるワールド建設の元監査役早川幸治郎容疑者が逮捕・送検されたものです。
この事件について警察は、大分市の別の部署の職員も早川容疑者への情報漏えいに関わった疑いがあるとして書類送検する方針を固めたことが捜査関係者への取材で明らかになりました。
関係者によりますと市とワールド建設の間では十数年、慣例的に業務委託を行っていた可能性があるということで警察は事件の全容解明に向け捜査を続けています。
最終更新日:2025年3月5日 15:16