警報続く「感染性胃腸炎」患者数さらに増加 幼い子供を中心に感染広まる 大分

大分県が先週警報を発令した感染性胃腸炎について、前の週から患者数がさらに増加しました。
県によりますと、3月2日までの1週間の感染性胃腸炎の患者数は県内36の医療機関の平均で23.22人となり、今回も警報発令の基準の20人を超えました。
先週から2.19人増加していて、幼い子供を中心に感染が広まっているということです。
保健所別で見ると、最も多いのが大分市で39.55人。次いで東部が31.29人などとなっています。
この時期に流行する感染性胃腸炎の主な原因はノロウイルスで、アルコール消毒が効きにくいとされています。
そのため、県はトイレの後や食事の前によく手を洗うなどの対策をとるよう呼び掛けています。
最終更新日:2025年3月5日 17:11