【衆院選大分3区】石破内閣の外務大臣に立憲と共産の新人2人が挑む 泉都・別府などで熱い論戦
衆議院議員選挙が15日、公示されました。県内では3つの小選挙区に合わせて10人が立候補しました。
大分3区は、別府市や中津市など、別府以北が選挙区となっています。有権者数は29万2178人です。
立候補したのは届け出順に、
立憲民主党・新人の小林華弥子候補、
自民党・前職の岩屋毅候補
共産党・新人の大塚光義候補。
以上の3人です。
3人はそれぞれ各地で出陣式を開いて12日間の選挙戦をスタートさせました。
◆立憲・新人小林華弥子候補
「今の自民党政権、金権政治、裏金政治にうつつを抜かしている間に、私たちの国民生活が非常に厳しいものになってきた。特に貧困層が増え、格差社会が増えてきた」
「もうこの自民党政治は終わらせよう。そして私たちが安心して暮らし続けられる社会、私たちが安心して住み続けられる政治を私たちの手で取り戻そう」
立憲民主党・新人の小林華弥子候補は、元由布市議で長年、岩屋候補と争ってきた横光克彦氏の後継候補として白羽の矢が立ちました。
自民党のいわゆる裏金問題を厳しく批判し、子育て世代や働く女性への支援などを訴えています。
◆自民・前職岩屋毅候補
「自民党にとっては大変厳しい選挙になると思いますけれども、ぜひともこの石破政権を信任いただいて、厳しい国際情勢の中で平和を守り抜く。
そして人口減少の中で地方をよみがえらせる。この仕事をしっかりやらせていただきたい」
自民党・前職の岩屋毅候補は石破内閣で外務大臣として入閣し、公示日の15日も公務などのため東京に。地元での活動は限られますが、妻や県議などが中心となって選挙戦を展開し、日本外交の発展に全力を尽くすとしています。
◆共産・新人 大塚光義候補
「日本共産党は、企業団体献金を政党助成金をもらわない、唯一の政党です。この選挙で日本共産党が大きく躍進することがこの金権腐敗政治の根を断つことができます」
「疑惑の解明もしない、企業団体献金にしがみつく、自民党に政治改革を期待することはできない」
前回、候補者擁立を見送った共産党からは、新人の大塚光義候補が立候補します。
食料品などの値上げが続く中、政府の対策は不十分だとして消費税の減税を主張するほか、2015年に成立した安保法制の廃止なども訴えています。