年末年始で拡大の恐れ 「インフルエンザ」や「新型コロナ」 感染対策徹底を 大分
警報が続くインフルエンザや増加傾向の新型コロナについて、大分県は年末年始でさらに拡大する恐れがあるとして感染対策の徹底を呼び掛けています。
◆県福祉保健部 藤内修二理事
「普段会わない人と(年末年始は)会う機会が増える。コロナやインフルエンザといった感染症が広がりやすくなるので、感染対策をしっかり徹底してほしい」
県によりますと、12月24日までの1週間にインフルエンザについては1医療機関あたり37.67人の感染が報告されました。
3週ぶりに前の週より減少したものの、依然として警報発令基準の30人を上回っています。
保健所別では南部が最も多く58.60人、次いで大分市が50.65人などとなっています。
インフルエンザについては今シーズン3種類の方が流行していて、県は「1度感染しても再び感染する恐れがあるので、油断しないでほしい」としています。
一方、新型コロナについては1医療機関あたり6.43人となり、5週連続で増加しました。
年末年始に診療を行う医療機関は県のホームページに掲載されているほか、受診先に困った場合などは電話番号097-573-3015で24時間相談を受け付けるということです。