「BRTひこぼしライン」に茶色の新車両 利用者数が好調で 大分
JR日田彦山線などの一部区間を結んでいる「BRTひこぼしライン」に9日から新しい車両が導入されました。
「BRTひこぼしラインブラウン発車!」
9日からBRTひこぼしラインで導入された新しい車両。
乗客の定員は55人で、沿線の日田市のスギなどをイメージし、茶色の車体となっています。
◆乗客
「新車のにおいがたっぷりでした」
「乗り心地はいいですね」
JR日田彦山線は2017年の九州北部豪雨で一部区間が被災し、バス高速輸送システム=BRTで復旧。
利便性の向上を図ろうと、市役所や高校などを通るルートとし、去年8月に「BRTひこぼしライン」として開業しました。
JR九州によりますと、1日あたりの利用者数は約300人で、鉄道時代の2倍以上に。
また、3月までの利用者数は6万人を超え、好調だということです。
ただ、その一方、混雑が起きていたということで、今回の新車両の導入はその緩和を図る狙いがあるということです。