ライドシェア 別府市が6月頃導入へ コロナ禍明け観光客が戻る中…タクシー不足深刻な問題に 大分
一般のドライバーが自家用車を使って有料で客を運ぶライドシェアについて、大分県別府市がことし6月ごろに導入する方針だと発表しました。
◆長野恭紘 別府市長
「とりあえず(ライドシェアを)始めますが、この先もいろいろな動きがありそうだ」
コロナ禍が明け観光客が戻って来ている中、別府市ではタクシー不足が深刻な問題となっています。
政府は、ことし4月から条件付きで「ライドシェア」を解禁するとしていますが、別府市は6月ごろに導入したいと20日の定例会見で明らかにしました。
市が乗り合いバスのような形で実施するケースと一般のドライバーが自家用車で行うケースを想定しているということです。
長野市長は「既存のタクシー事業者と連携して公共交通の空白を埋めることに全力を尽くす」と説明しています。