市のワゴン車で客を運ぶ「別府版ライドシェア」運転手の研修始まる 26日からの運行に向け 大分
26日から運行が始まる「別府版ライドシェア」。
20日、実際のコースを走行する運転手の路上研修が行われました。
一般ドライバーが自家用車を使って有料で客を運ぶ「ライドシェア」。
タクシー不足などを解消するため、2024年4月から東京都などの都市部を中心に始まっています。
こうした中、大分県別府市が始めるのが「湯けむりライドシェア」です。
6月26日から実証運行が始まりますが、それに向けてきょうは運転手の路上研修が行われました。
参加したのは今回運転手として採用された一般の市民4人で、研修ではルートを確認したほか乗客への声掛けなどを実践していました。
◆運転手
「安全第一で運行したいと思う/たくさんの人に利用してほしい 」
この別府版のライドシェア、都市部などで行われているライドシェアと異なる形で運行されます。
タクシーなどの運転に必要な2種の免許を持たない人が運転手を務めることは共通していますが、別府版では自家用車は使用せず、市のワゴン車を走らせます。
また、バスのように決まった時間に決まったルートで運行し、主に高齢の地域住民の生活の足としての利用を見込んでいます。
なお、県によりますと、都市部などで行われているライドシェアを県内で始める動きはまだ無いということです。