水温1度の川に締め込み姿の男たちが飛び込む 新春行事「ホーランエンヤ」に約8000人の観客 大分
締め込み姿の男たちが船から真冬の川に飛び込む大分県豊後高田市の新春行事「ホーランエンヤ」が4日、行われました。
ホーランエンヤは、航海の安全と豊漁を願う新春の伝統行事で江戸時代の中期に始まったとされています。
大漁旗などで飾られた宝来船は市内を流れる桂川の河口から約1キロ上流にある若宮八幡宮を目指します。
途中、川岸から差し出される酒やご祝儀を受け取ろうと、締め込み姿の若者たちが水温約1度の川に勢いよく飛び込んでいました。
◆川に飛び込んだ人
「気持ちいいです。頑張りますことしも1年」
◆観客
「久しぶりに来たけど楽しかったです」
川岸には約8000人の観客が詰め掛け、勇壮な若者たちに拍手や歓声を送っていました。