実弾入りの拳銃や無線機などを駐在所内に放置 「安易に考え…」30代警察官を懲戒処分 大分
またも警察官の不祥事です。大分県内の警察署に勤務する30代の男性警察官が駐在所内に拳銃などを放置したとして、23日付けで減給の懲戒処分を受けました。
23日付けで減給10分の1、1か月の懲戒処分を受けたのは県内の警察署の地域課に所属する30代の男性巡査長です。
県警によりますと、男性巡査長は9月14日から翌日15日にかけて自分が勤務している駐在所に実弾入りの拳銃や無線機などをバッグに入れて置いていたということです。
警ら中だった他の警察官が、施錠されていない駐在所の床にバッグが放置されていたのを見つけました。県警では拳銃などの貸与品は施錠できる設備のある場所に保管することが決められています。
男性巡査長は放置していた2日間は休みで「安易に考え、拳銃などの貸与品を放置してしまった」と話しているというこです。
現在は、署内で他の業務に従事しています。
県警本部の三浦一男首席監察官は「事案を重く受け止め再発防止に向けた指導・教養を引き続き徹底する」とコメントしています。